2005年3月1日、JR東日本がダイヤ改正を実施しました。主な変更点は初代ブルートレイン「あさかぜ」と2代目ブルートレイン「さくら」の廃止です。これに伴い富士の単独運転も廃止され、富士・はやぶさの併結運転となります。
また、ほくほく線特急はくたか号で1往復のみ運転されていた485系3000番代も、683系8000番代の登場により運用を離脱しました。これにより、はくたか号は全列車160km/時運転となり、到着時間が短縮されます。
まずは廃止された寝台特急「あさかぜ」

横浜にて
あさかぜ号ヘッドマーク。かなり年期が入ってますね(ぉ。廃止前はかなりボロボロでしたが、上り最終列車には日付入りの特性ヘッドマークを付けていました。


横浜にて
寝台特急「さくら・はやぶさ」。はやぶさは変化ないですが後に「富士」と併結になるのでこちらも注目。
さくらも元は単独運転でした。今回あさかぜ・さくらの廃止の原因は乗車率。あさかぜはピーク時でも乗車率30%ほどと低迷。よってはいしとなりました。さくらも同様です。

横浜にて
今回の改正より単独運転廃止によって見られなくなる富士。ヘッドマークも独特なものでしたが過去帳入りに。


横浜にて
683系に置き換わったことにより485系3000番代が越後湯沢に来ることは無いかもしれませんね・・・。今後9連の485系の動向も気になるところです。
今回の改正では東海道の2つの寝台特急が廃止され、とても寂しい気がします。しかし、これも時代の流れ。新幹線や飛行機に客を奪われていったことも確かなことです。ただ、「旅」「旅情」といた感覚がやはり寝台特急にはあるわけで、げんざいもひた走っている寝台特急・急行には末永く活躍してもらいたいものです。

越後湯沢にて
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